野生の“G”の襲撃

昆虫

夜 車を運転しながら

ちょこっと窓を開けると

秋の風を感じるようになりました。


時折り キンモクセイの香りがしたりして 心地よいです。



窓を開けたまま 赤信号で停車していると


突然

目の前の フロントガラスに何かが

ビタっ! と飛んで来ました。

『んーーー?』

と ぼーっと眺めていたら

それっ、野生の ”G“ でした!

『Gがっ、Gがぁぁぁぁーっ‼️』

て 言ってる間に

Gはフロントガラスの中央を ガサガサと 駆け上がって行きました。


『ハッ!』

と、車の窓 全開だったコトに気付いて 慌てて閉めようとするけど

急いで閉めたいのに

窓 『ウィーーーーーん』 て遅い!

窓4枚 4枚閉めなきゃいけないのに電動遅い!

『閉まれ! 閉まれ! 閉まれ! あ“ーーーっ!』


もう 車内は 大パニックです。

4枚の窓が全部閉まるのに 結構な時間がかかりました。

その間にGが 車の中に入り込んだんじゃないかって思えてきて


もう、全てがこわい!


慌てて そこら辺に 車を停めて

車中を確認しようとしたけど 田舎の夜は暗い。


確認なんぞ 出来るワケも無く

暫くして おそるおそる 再び車内に戻る


が、こわい 怖すぎる。


発狂寸前のまま やっと家に着く。


車をおりると もう 魂が抜けたようになっていました。


こわかった・・・。

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